【キャンベラ15日AAP】 オーストラリアドル安が進んでいる。国内の産業グループは、先頃行われた政策金利引き下げと合わせて製造業の活性化につながることを期待している。
14日、オーストラリアドルは昨年12月以降初の等価(パリティ)割れとなった。15日正午現在で、1オーストラリアドル=99.67USセント。オーストラリアドル安が進んでいる背景として、ギリシャにおける政治的混乱に対する懸念が要因とみられている。
オーストラリア産業(AI)グループでは、製造業や輸出業者にとっては、オーストラリアドル安と政策金利下落は多くの企業にとって歓迎材料であると述べた。オーストラリア連邦準備銀行は今月初め、政策金利を0.5%下げ3.75%とした。