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「殺し屋」の男に懲役最低28年

【シドニー18日AAP】   元夫を3万ドルで殺害するよう依頼を受けた「殺し屋」の男に対する裁判が開かれ、男は仮出所なしの懲役最低28年、最高38年の判決を受けた。

この事件は2009年10月23日午後9時ごろ、NSW北部ドゥリで、ジェフリー・ライアンさん(48)が自宅前でケネス・ブルックス被告に背後から銃で撃たれ即死したもの。同被告はライアンさんの2番目の妻であるヘレン・ライアン受刑囚から殺害依頼を受けていた。

18日、ニューカッスルのNSW最高裁で開かれた裁判で裁判長は「殺人依頼を受け、それを実行したという被告の罪は懲役刑の中でも最悪のケースにほぼ匹敵するものだ」とした。

殺害依頼をしたライアン受刑囚は昨年10月に懲役最低27年の判決を受けた。また、ライアン受刑囚の手助けをした実母には懲役最低18年、実姉は懲役11年の判決で現在受刑中。

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