【シドニー16日AAP】 モリソン連邦首相は、オーストラリアは西エルサレムをイスラエルの首都と承認することを発表した。
また、モリソン首相は、東エルサレムをパレスチナの首都と承認し、イスラエルとの2国家共存をするための姿勢を支持するとしている。
今回の発表により、イスラム教徒の多い隣国インドネシアなどの東南アジアの国から批判が出ると予想されており、数十億ドルの貿易協定に影響が出ると見られている。
しかし、モリソン首相は、今回の決定は2国家共存への平和構築と政治の停滞状態の終結への架け橋となるものだと強調する一方で、オーストラリア大使館をテルアビブから西エルサレムへの移転は中東和平の実現後に行うと述べた。