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AFL選手がヤラ川に転落 精神問題か

【メルボルン18日AAP】   AFLのノース・メルボルン・カンガルーに所属するマジャク・ドウ選手が17日夜、ボルト・ブリッジからヤラ川に転落した。元AFL選手は「選手のメンタルヘルスについて真剣に対応するべき」と呼び掛ける。

ドウ選手は腰と骨盤部に重傷を負った模様。18日遅くに手術を受ける予定だ。同選手は2003年、戦争で荒廃したスーダンから難民として家族でオーストラリアに移住した。2010年にノース・メルボルンに加わり、スーダン出身として初めてのAFL選手になった。また、AFLの多文化大使として差別反対を強く訴え、若い選手の手本とみられていた。

元AFL選手で現在はラジオ・コメンテーターを務めるウェイン・シュワス氏は、「AFL業界はいつの時点でメンタルヘルス問題に真剣に取り組むのか?今だろう」とツイートした。シュワス氏も現役時代にうつ病に苦しんだと公にしている。

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