【シドニー20日AAP】 気象局が発表した最新の予想によると、高温で乾燥した夏の天候が来年の秋口まで続く見通しであることが分かった。平均より乾燥した気候は、東部州のほかWA州やNT準州の一部で1月~3月初旬のまで続きそうだ。
さらに、1月~3月にかけて、日中および夜の気温も平均を上回りそうだ。気象局の水分学者ポール・フェイキマ氏は、「2019年の最初の3か月は、オーストラリア全土で気温が平均を上回る可能性が非常に高い」と話した。
また、フェイキマ氏は「高温で雨雲の少ない状況を考慮すると、熱波が襲ってくる危険性が高く、短期間の高温気象が山火事の警戒レベルを一気に引き上げる可能性がある」と述べた。VIC州の一部では今月、すでに気温が40度を超え、20年ぶりとなる最高記録となっている。