【シドニー3日AAP】 女性ファッション誌「マリー・クレール」が同性間結婚の合法化推進キャンペーンを展開している。キャンペーンにはスーパーモデルや俳優、アスリートなど各方面から著名人が参加している。
「アイドゥー」(I Do:http://ido.org.au/)と題されたこのキャンペーンは、マリー・クレールがセブン・ネットワークの番組「サンライズ」と「モーニングショー」の協力の下、展開している。先日、米国のオバマ大統領が同性間結婚を賛成すると発言したことが発端となった。ギラード連邦首相は、同性間結婚には反対の姿勢を明確にしている。
キャンペーンでは、マリー・クレール7月号の中で、セレブ獣医のクリス・ブラウンや歌手のブライアン・マックファーデン、飛び込み競技金メダリストのマシュー・ミッチャムなどが、同性間結婚が合法化されるよう訴えている。また、7日にはシドニーやメルボルンで署名運動が行われる。
キャンペーンに参加しているモデルのメーガン・ゲールは「オーストラリアのようにモダンな国で同性間結婚が合法化されていないことが信じられない」と述べ、元ミス・ユニバースのジェニファー・ホーキンズも「人を愛する方法は誰も同じ。同性愛者の友人はたくさんいるけど彼らに幸せになって欲しい」と話した。