【シドニー3日AAP】 英国のエリザベス女王は今年で即位60周年となる。本国イギリスでは連日お祝いムードが盛り上がっているが、オーストラリアでも今週末、各地で国民が女王を祝った。
英語では「ダイアモンド・ジュビリー」と呼ぶ女王の即位60周年記念。シドニーでは3日、セント・アンドリュー大聖堂で特別式典が行われ、アボット連邦野党党首やオファレルNSW州首相が参列。式の中では同大聖堂の少年コーラス隊が祝福の歌を歌った。
シドニー北部クレモーンでは、イギリス出身のラス・フィリップさん(54)が友人らと共に英国史上最高齢の君主である女王を祝った。フィリップさんのご主人はカンタス航空の操縦士でちょうど今、ロンドンに居るという。またシドニー東部の英国式パブ「ロード・ダッドレー・ホテル」では特別メニューとしてポーク・パイやヨークシャー・プディングが用意された。