【シドニー23日AAP】 精神医療のサポート職員にとってクリスマスに休みはない。クリスマス当日の25日、自殺防止サービス「ライフライン」に電話相談2,500件以上が寄せられると予想される。クリスマス後はさらに増加する見通しだう。
ライフラインのイナ・ムリン広報官は23日、「すでに打ちのめされたと感じる人が“ハッピーでいなければ”という社会的圧力を受け、限界に達する」と述べた。ボランティアらは、自らの家族と過ごす時間を諦めて電話に答える。ライフラインは、クリスマス当日に一人になる予定の人に、慈善団体のボランティアや地域イベントに参加するよう奨励する。慈善団体サルベーション・アーミーによると、昨年はクリスマス前のイベント参加者が倍増した。参加者は食べ物目的でなく、人とのつながりを求めている。
ハント保健相は、「クリスマスに不安感や孤独感、落ち込みを感じる場合は支援を求めて」と呼びかける。政府のウェブサイト「Head to Health 」で、無料または低料金のオンラインや電話によるサービスを紹介している。
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