【シドニー13日AAP】 NSW州の独立価格規制裁定委員会(IPART)は13日、同州の電気代が7月1日から平均で18.1%値上げされると発表した。
エナジーオーストラリアの値上げ率は20.6%。また、カントリー・エナジーは19.7%、インテグラル・エナジーは11.8%の値上げ。それぞれ4月の暫定価格をわずかに上回っている。
同委員会によると、同州では電気代が10/11年度にも平均10%、11/12年度には平均17%値上がりしている。今回の値上げについては、電力網の費用増大をはじめ、炭素価格などの連邦・州政府による各種「グリーン制度」への準拠費用が原因だとしている。