【メルボルン2日AAP】 ライフセービング団体のオーストラリア王立ライフセービングによると、今年1月1日までの1か月間に全国で溺れた人は48人に上り、前年の31人から増加したことが分かった。また、死亡事故は10件となっている。
死亡事故のうち6件がVIC州で発生しており、VIC州ライフセービングのシャノン氏は「水に入る前に止まって、もう一度(危険ではないかどうか)考えて欲しい」と話した。シドニーのクロベリー・ビーチでは元日に34歳の男性が死亡し、QLD州ノースストラッドブローク島では40代の男性が死亡している。
また、VIC州ライフセービングは、もしリップ(rip)と呼ばれる潮流が衝突する劇潮にさらわれた場合には、落ち着いて体力を温存するとともに、「自分の声が最も有効な自衛策になる」と述べ、声を上げるなどして助けを求めるようアドバイスしている。