【パース5日AAP】 パースの不安定な公共輸送システムに対応するため、WA州政府は8000万ドルを費やし、2000台分の駐車場を完備した新しい鉄道駅を建設する。また、新しいバス乗換所や鉄道車両も導入する予定だ。
バーネット州首相は、急成長中の南部の住宅地域に公共輸送サービスを提供するため、オービングローブの計画を最優先すると述べた。また新駅について、コックバーンセントラルから南に約3キロの地点に建設し、同州最大の駐車場完備型の鉄道駅になるとした。さらに、これは南部住宅地域に住む通勤者にとって重要なサービスを提供するのに、大いに貢献するだろうと述べた。
一方、野党のケン・トレーバーズ運輸担当官は、駅の建設費がどうして今年度の州予算に組み込まれなかったか疑問だとした。また、サウスパースとミッドランドに新駅を建設するという、前回の選挙公約が破られたとして、政府を非難した。
建設工事は来年中旬から開始され、完成に最大2年かかる予定。