【シドニー7日AAP】 オーストラリア準備銀行(RBA)は7日、市場の想通り、政策金利を3.5%に据え置くと発表した。今年7月に続き、2回連続の据え置き決定となった。
RBAのグレン・スティーブンズ総裁は、国内市場が安定成長を持続し、また、今年5月と6月に政策金利の引き下げを行ったことをふまえ、今回、RBAが政策金利を据え置くと決定したと説明した。世界の市場が低迷するなか、高水準を保つ豪ドルの取引値について、同氏は態度を保留したが、オーストラリアの経済に悪影響を及ぼす恐れもあるとして、今後RBAにとっては重要な課題となっていくと関係者はみている。