一般

愛人のペニス切断の女は「優しい人物」

【シドニー10日AAP】   愛人を殺害し、ペニスを切断した女について、前夫が法廷で「優しく親切で礼儀正しい人物」だったと証言した。

ジアン・チェン容疑者は、2011年2月に起きた元愛人のシアン・ペンさん(48)の殺害容疑を認めた。前回法廷に提出された事実によると、チェン容疑者は同月9日、ノースライドの自宅で、睡眠薬を入れたスープをペンさんに飲ませた。ペンさんは中国から新しい恋人を連れて、オーストラリアに戻ってきたばかりだったという。ペンさんが眠りにつくと、チェン容疑者はペンさんの両手と両足を縛りつけ、首と股間を刃物で何度も刺した後、ペニスと陰嚢を切断した。

チェン容疑者の前夫、マイケル・レオンさんは10日、NSW州最高裁判所の判決審問の席で、「(容疑者は)通常、優しく親切で礼儀正しい人物だった」として、この犯行が容疑者の性格とは一致しないと述べた。また法廷では、容疑者は拘留中も自身の子らの世話に最善を尽くす、献身的な母親だったという証言がされた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら