【メルボルン10日AAP】 たばこを付けで売ってくれなかった郵便局の経営者を殺害した元シリア兵に対し、最低19年6か月の禁固刑が確定した。
リアッド・バーバー容疑者(33)は昨年12月、メルボルンのディアパーク郵便局で、経営者のズン・グエンさんをこん棒で殴打した後、刺殺した。犯行時間は約4分で、計画的犯行だったとみられる。
マコーリー裁判長は10日、同容疑者が犯行当時、仮釈放中だったことから、その罪は重いと述べた。また、計画的犯行であり、「ゆっくりと、ひたむきで、計算された」行為だったとした。
同容疑者は、前科による禁固刑のうち22か月がまだ残っており、またグエンさんから2000ドル以上を盗んだ罪で1年の追加が決定したため、最高22年の禁固刑が下された。