【シドニー31日AAP】 NSW州中央北部沿岸部にある果実店で、勤務する留学生に対して半年間で1万4000ドルの賃金未払いがあったことが明らかになった。
労使裁定機関「フェアワーク」によると、ベリゲンにあるこの小型果実店「EA Fuller and Suns」で勤務していた韓国人女子留学生は、時給6ドルという低賃金で雇用されていた。同店では、彼女以外にも2006年12月から2010年8月までに勤務していた4人に対して8万2000ドルの賃金が未払いとなっている。
フェアワークによると、賃金の未払い分には時給や有給分、また週末や休日出勤分が含まれている。同店の店主であるエリック・フラー容疑者には、賃金未払いに関する違反1件につき6600ドルの罰金、及び会社として各違反に対して3万3000ドルの罰金が科せられる可能性がある。