一般

犬が女児かみ殺す 飼い主に罰金刑

【メルボルン30日AAP】   メルボルンで昨年、隣人が飼う犬が女児を襲撃しかみ殺した事件に関する裁判が30日、VIC州サンシャイン簡易裁判所で開かれ、裁判長は飼い主に1万1000ドルの罰金刑を言い渡した。

この日の裁判で裁判長は、「今回のようなケースはあまり裁判では見かけられないが、軽い法律違反が最悪の結末を招く例と言える」と述べた。飼い主のレーザー・ヨセブスキ被告には今年4月、既に有罪判決が言い渡された。

昨年発生したこの事件は、セントアルバンズの住宅で、ヨセブスキ被告が当時飼っていたピットブル・マスティフ犬が、近所に住むエイェン・チョルちゃん(4)のいとこを襲った後、このいとこが逃げ込んだエイェンちゃんの家の中に居た人々を次々と攻撃。最後に、怖がって母親の足にしがみついていたエイェンちゃんの顔にかみつき、振り回した。犬は事件翌日、安楽死処分となった。

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら