【メルボルン14日AFP】 英経済紙エコノミストの調査機関、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した、世界で最も住みやすい都市の最新ランキングでは、メルボルンが1位に輝いた一方、オーストラリアの2番目に住みやすい都市として認められてきたシドニーがアデレードに座を奪われた。
メルボルンは今回、僅差で2位のオーストリア・ウイーンを上回ったが、2年連続で1位を決めることになった。メルボルンに続いて、アデレードとシドニー、パースとともに、3位のバンクーバーをはじめとしたカナダの都市3市もランキングのベスト10に入った。
5位に立ったいわゆる「教会の街」、アデレードは、2位でシドニーを上回ったことがオーストラリア国内で大反響を巻き起こすとみられている。しかし、オーストラリアの上位都市4市について、EIUの調査を編集したジョン・コープステーク氏は、その間の点差は1.6点に過ぎないと指摘し、世界級の住みやすい都市として同国の都市は繁盛を続けていると述べた。