政治

NSW州議会上院、禁煙強化法を可決

【シドニー16日AFP】   NSW州議会の上院は15日夜、喫煙対策を強化する法案を可決成立した。これを受けて、2013年1月以降、同州では子どもの遊び場や公共競技場、水泳プール、交通機関の乗り場、公共ビルの玄関前などが禁煙となる。また、2015年以降、食事施設の野外席での喫煙も禁止される。

労働党の議員は、同法案がシドニーのスターシティカジノにある高額賭博者の専用室にも適用されるよう要請したが、キリスト教政党のクリスチャン・デモクラッツと狩猟遊漁党の議員の反対により、対象外となった。その反対の理由の1つに、同専用室においては、スターシティカジノ職員の業務が強制されないこともあるという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら