【シドニー18日AAP】 シドニー中部で17日、火元の消し忘れのため集合住宅の一室が煙で充満したが、中にひとりで取り残された生後11か月の乳児が無事救出された。
同日夜、アルティモのメアリーアン・ストリートの集合住宅で、住人の女性(29)が料理の最中に戸外に締め出された状態になり、屋内に戻れなくなった。なかには男児がひとりで閉じ込められたまま、調理コンロに置かれた鍋いっぱいの油が、大量の煙を発生させていた。駆け付けた警官らが屋内に入ろうと何度か試みたが失敗。最終的には消火器を使ってドアをたたき開け、疲労困ぱいしていた男児を無事救出した。
男児は救命士による応急処置を受けた後、ロイヤル・プリンス・アルフレッド病院に搬送された。