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首相の過去の法律事務所辞職に疑惑?

【キャンベラ20日AAP】   ニューズ・リミテッド社が伝えるところによると、ギラード首相が17年前に法律事務所を退職した理由は、当時恋人だった汚職疑惑の組合委員長のために、問題となる取り計らいを行い、それが社内の秘密調査の実施につながったことが直接的原因だったという。

この新たな主張は、当時ギラード氏と同じ事務所で働いていたニック・スタイアントブラウン弁護士によるものだ。この件に関し19日に放映されたテレビ番組では、首相とインタビュー担当者の間に激論が飛び交った。

一方、野党は首相に対し、事実関係を明らかにするため様々な質問に答えるべきだと要求している。これに対し、労働党議員らは野党が醜聞あさりしているにすぎず、17年前の話に話題性はないと反論。またドレフュス政務次官は、「野党は実際の政策について話したくないだけで、国民を怖がらせ、関係ない話ばかりしたがっているだけ」だと強く非難した。

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