【シドニー23日AAP】 シドニー南西部にあるサッカー競技場、イーデンソー・パークで22日夜に開かれたAリーグのオープン戦で、観客およそ60人が現場の警察に反抗して襲い、警官が催涙スプレーで鎮圧に当たる事態に発展した。
乱闘は、同日午後7時30分ごろ、何者かが観客の中に爆竹を投げ付けたことが発端。その後、現場の警官がその容疑者を捜索し、取り調べようとしたところ、およそ60人の観客に反抗され、襲われたという。警察は、1人の男(27)を逮捕してフェアフィールド署に連行し、暴行罪などで起訴した。9月17日にフェアフィールド地裁に出廷する予定。また、13人も競技場から追い出されたという。
今回の事件の背景には、同地区のキャンベルタウン・スタジウムで開かれたサッカーの試合で男性が気絶され、6歳の少年も東部に石で殴打されるなどの乱闘も発生しいる。その時も、爆竹が原因だったとみられる。