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「手術旅行者」はリスク情報不足

【キャンベラ24日AAP】   手術費を安く抑えるためにタイなどの外国で手術を受けるオーストラリア国民が増えている。いわゆる「手術旅行」の潜在的リスクについて、主要な国家保健機関は、より良い情報が必要だと警告している。

消費者保健フォーラム(CHF)のキャロル・ベネット会長によると、「インターネット情報の爆発的増加により・・・人々はグーグル検索で、タイで受けることのできる手術を見つけ、そのまま行ってしまう」が、誰が誰からどのような医療基準で手術を受けたのかという情報を得る手段がないため、患者が帰国後に術後の処置が必要な場合や副作用が起こった場合、オーストラリアの国民医療制度にとって重大な問題となるという。

また同会長は、オーストラリア国内での治療に必要な「かなり高額な」18%の患者負担額こそ、人々が海外で手術したいとする理由なのは自明だと述べた。

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