一般

購入価格が得になる住宅地の調査を発表

【ブリスベン29日AAP】   不動産調査・情報会社RPデータ社では、住宅価格と賃貸料金についてオーストラリア全土の調査を行ったところ、郊外住宅地や町238カ所で賃貸より購入の方が得になることが分かった。価格高騰の影響で住宅を一生に取得できないと心配している賃借人にとっては、思いがけない朗報となった。

最も多い州は、16カ所がブリスベン近郊に位置し、全州の合計が84カ所に上ったQLD州。その次にNSW州54カ所、WA州35カ所、TAS州25カ所、SA州23カ所、VIC州10カ所との順番になった。最下位を占めたのは、NT準州6カ所とACT特別首都地域1カ所。

RPデータ社の関係者によると、州都の住宅価格は、2010年10月のピークを迎えてから5.9%低下した。また、変動金利型の住宅ローン金利も同期間でおよそ1%低下し、住宅価格の下落に結び付いたという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら