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米国務長官、豪兵士の死亡に哀悼の意

【キャンベラ1日AAP】   今週アフガニスタンでオーストラリア兵士が5人死亡したことを受け、米国のクリントン国務長官はギラード首相に対し、電話で哀悼の意を表した。

アフガニスタンでは先月29日夜、同国の兵士1人が自動拳銃を用いてオーストラリア兵士3人を銃殺、2人を負傷させた。犯人は塀をよじ登り逃走したが、いまだ捕まっていない。また30日朝には別の事故で、米国のヘリコプターが墜落し、特殊部隊の兵士2人が死亡した。

ギラード首相の広報官は声明文の中で、「アフガニスタンでのオーストラリアによる悲惨な喪失について、クリントン長官は個人的な哀悼の意を表すため電話をくれた」と発表。また、「首相と長官は、ISAF(国際部隊)とアフガニスタン政府が連合部隊への内部攻撃のリスクを削減できる最強措置を取ることが最重要課題であることに同意した」とした。

連合側のアフガニスタン国軍兵士による、オーストラリアなどの連合軍の兵士への攻撃は、俗に「グリーン・オン・ブルー」攻撃と呼ばれているが、同攻撃でこれまで7人のオーストラリア兵士が殺害されている。

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