【メルボルン13日AAP】 VIC州の公共交通発券管理局、トランスポート・チケティング・オーソリティー(TTA)は、導入中のマイキー制度について、いまだに使い切っていない旧メットカードの乗車券を持っている交通機関の利用者が11月半ば以降、マイキーマネーに交換できると発表した。
これまでのメットカード制度は、メルボルンで今年12月28日に完全廃止となる。TTAのカロラン最高経営責任者によると、ICチップが搭載されたマイキーのスマートカードは、メットカードと合わせて全駅での乗車券利用の93%を占めている。1999年から採用してきたメットカードの制度は、メルボルンの交通機関利用者のニーズに十分に応えてきたが、間もなく各駅に設置したメットカードの販売機などを段階的に撤去する方針。今年10月末の時点では、メルボルン近郊の駅でのメットカードの販売も終了するという。ジーロングなど、地域の駅では、マイキーが2013年の前半に導入される予定。