【キャンベラ15日AAP】 低金利や不動産価格の低迷のおかげで、初めて家を購入する人にとって、現在の不動産状況は過去2年半で最高だという指数結果が発表された。
住宅市場で初めて家を購入する際の困難度を測定する「レートシティー初回住宅購入者指数」の結果、今年7月までの1年間で9ポイント減少し、114ポイントにまで下がり、2010年3月以来の最低値を記録した。またこの数値は、3年前に同指数が初導入されてから最大の下げ幅ともなった。
しかし、2009年と比較すると指数はいまだ14ポイント高い。その理由は、住宅ローンと金利の上昇にあるとされている。
同指数は、平均家計所得、初回住宅購入者の平均ローン規模、基本変動金利基準、毎月のローン返済額、返済額に対する所得率という5つの指標に基づき測定される。