【メルボルン22日AAP】 火災や洪水など自然災害の被災地付近にいる携帯電話の利用者に対し、警報などの情報をSMSで知らせるサービスに、オプタスも参加することを決定した。これでテルストラやボーダフォンとともに、国内すべての携帯電話会社が同サービスに参加することになり、利用者は国内どこでも、自然災害時に自身の携帯電話に情報を受信できるようになる。
「全国緊急警報システム」は、2009年にVIC州で173人が死亡した山火事「ブラック・サタデー」を教訓に考案された。まず、テルストラが今年11月からサービスを開始し、オプタスとボーダフォンは来年11月から運営する。
オプタスで政府規制を担当するデービッド・エプスタイン副社長は、「緊急サービス組織による国民の保護を支援するこの重要な施策に参加できて光栄だ」と述べ、同社が地域社会への義務を真剣に考えていることを強調した。