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メルボルンで反イスラム市民らが口論

【メルボルン23日AAP】   今月15日、シドニー市中心で発生したイスラム教徒による暴動を受け、シドニー市ではこの週末、市内の警備を強化し暴動の再発に備えた。一方、メルボルンではイスラム教に反対する市民と同信者の口論がみられた。

メルボルンでは先週、イスラム教徒による抗議デモが予定されていたが、過激なものになることが予想されたために中止された。しかし、一部の反イスラム教市民が予定されていた集会場所である市内の州図書館に集合。現場に来た在シドニーのイスラム教徒らと口論に発展。暴力こそなかったものの、オーストラリアの国旗を持った人やナチス親衛隊のシャツを着た人など約40人がこれに参加し、現場は一時騒然とした。

シドニーでは今週末、市内を警備する警察官の数を通常より約300人増員させ、公共機関などでの警備を強化。先週の暴動の再発に努めた結果、特に大きな動きはみられなかった。15日に発生したイスラム教徒による暴動では11人が逮捕、25人が起訴された。

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