【キャンベラ24日AAP】 最大野党労働党のショーテン党首は、複数の保守派議員が1月26日のオーストラリアデーをアンザックデーや国旗の扱いと同様に、法の下で保護すべきと訴えていることについて、「オーストラリアデーの議論はもう十分だと感じている」と述べ、否定的な姿勢を示したことが分かった。
WA州のディーン・スミス自由党議員らは、オーストラリアデーの法による保護を訴えているが、ショーテン党首は国民の祝日で家族や友人と集まる良い機会であり、「オーストラリアデーは大好き」と述べたものの、「私だけでなく、国民も議論はもう十分と感じていると思う」と述べ、現在の状態から変わることはないとの見解を示した。
一方、連邦政府の連合与党で保守派リーダーとして知られる、連邦のダットン内務相は「オーストラリアデーはわれわれとって祝福すべき日」と述べ、この日を法によって保護する提案について「問題ない」との考えを示した。