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シドニーのモノレール、走行中に停止

【シドニー24日AAP】   24日午後2時前、シドニー市内で、走行中のモノレール2車両の電源が切れ、乗客49人が40度を超える暑さの車内に閉じこめられた。原因は地下電線に故障が生じたため。

モノレールが停止したのは、ダーリング・ドライブとリバプールとデイストリートの交差点近くの2地点。救急隊員が車両に乗り込み、閉じこめられた乗客に水を提供したり換気のために車両のドアをこじ開けるなどした。結局、乗客はサクランボ摘みに使用されるリフトによって地上に降ろされた。

NSW州救急隊によると、子どもを含む28人が軽度の熱傷のため治療を受けたものの、水分を摂取したあとは元気になり自力で帰宅した。メルボルンから来たモリー・トロウンソンさん(13)は、「車両ドアがこじ開けられた時は、下を走る車が丸見えでちょっと怖かった」と話した。

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