【シドニー26日AAP】 26日、タクシーのドアミラーを損傷したとして、ピエロ衣装でシドニー西部パラマタ地裁に出廷した男(22)に対し、裁判官は、次回出廷する際に、法廷にふさわしい身なりで出廷するよう命令を下した。
同地区ブラックタウンに在住している造園師の男は、既に虹色のかつらを脱ぐよう執行官に注意されていたが、宗教の過激派、またはその活動における子どもの関与をめぐって抗議していると自らの服装を説明。
しかし、裁判官は、男に権利や自由があることを認めながら、それは無制限に与えられると無秩序に帰結すると指摘。法廷侮辱罪で起訴することを真剣に考えていると述べたが、男が法廷を侮辱するつもりはなかったと弁解したこともあり、注意にとどめた。