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セクハラ対策 TAFEや訓練校で不足

【キャンベラ25日AAP】  高等教育機関のTAFEや職業訓練校は、キャンパス内などで起きたセクシャルハラスメントへの対策において取り組みが十分でないことが、高等教育質・基準機構(TEQSA)による最新の報告書で明らかになった。

 

同報告書によると、TAFEや職業訓練校のうち、5校中2校は性的暴力やセクシャル・ハラスメントに対する規定がないことが分かっている。規定では通常、被害にあった学生に対し、その後の対応や苦情申し立ての方法などを説明している。

 

また、被害に対応する専門委員会を設置している機関は全体の4分の1と、教育機関の数に対して極端に少なく、被害にあった学生にカウンセリングサービスを提供している教育機関も全体の4分の1となっているほか、被害について内部報告が行われた割合は全体の37%と低い数字となっている。

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