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過去の「残虐」にも目を 豪の日記念式

【シドニー26日AAP】  NSW州シドニー湾沿いで26日朝、オーストラリアデーを記念するセレモニーが行われた。ベレジクリアン州首相やデービッド・ハーレー総督らが出席したほか、先住民アボリジニのリーダー、イヴォンヌ・ウェルドン氏がスピーチを行った。

 

ウェルドン氏は、アボリジニの人々にとって26日は「憂いの日」だとして、アボリジニの人々が約200年前に受けた「残虐な行為」について、耳を傾け、学び、共有し、結束を固めるためにも、過去を振り返ることは重要と話した。出席者はその後、1分間の黙とうを捧げた。

 

また、ベレジクリアン州首相は、オーストラリアデーに「この美しい文化を守り、敬い、祝福するための努力を再認識する」ことは適切なことと述べるとともに、ウェルドン氏のスピーチについて「わたしたち全員が耳を傾けなければならない、力強い言葉が含まれていた」と話した。

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