【シドニー27日AFP】 警察は27日午前6時ごろ、クレジットカード1万5,000枚やその他の身分証明書類を偽造したとして、詐欺組織の主犯格とみられる中国人の男(48)と女(40)の夫婦をシドニー北西部ライドの自宅で逮捕した。アジアの犯罪組織が絡んでいる同組織による被害は、3,700万ドルに上っているという。
捜査員によると、この夫婦は、インターネットやスキミング詐欺を通して盗み取られた個人情報をクレジットカードの偽造に悪用し、ほかの組織に販売したとみられる。今回の捜査では、NSW州警察とオーストラリア連邦警察(AFP)が連携し、12カ月で6人を既に起訴している。
夫婦は、保釈を認められ、10月25日にホーンズビー地裁に出廷する予定。