【ブリスベン28日AAP】 QLD州中部で28日、職員が子どもを拷問したとされる託児所が一時的に閉鎖されることが決定した。
閉鎖されるのは、モランバ・アーリー・ラーニング・センター。同センターの女性職員(21)が27日、子どもの両脚をテープで縛った疑いで警察に逮捕されたことを受け、アイザック地方議会が閉鎖を決定した。議会の発表では、同議会がセンターを所有しているものの、実際の運営は「トータル・チャイルドケア・ソリューションズ」という会社に委託されているという。同社では逮捕された職員が解雇された以外にも、現在取り調べを受けている別の職員2人が停職処分を受けた。
同議会のベーカー市長は、「母であり祖母である身として、このような事件は吐き気を催させる」と述べ、「適切な基準が満たされていると自信が持てるまでは、ひとりの子どもたりとも同センターに足を踏み入れることは許可しない」と強い口調で語った。
逮捕された職員は、拷問、自由のはく奪、暴行の容疑で起訴され、来月、裁判所に出廷する予定。