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大半のオージーは貯蓄に苦闘、調査結果

【メルボルン29日AAP】   大半のオーストラリア人は貯蓄に悪戦苦闘しており、月末に現金が残っていない家庭が過半数を占めるという調査結果が発表された。

1475人の成人オーストラリア人を対象とした最新の家計実態調査の結果、収支が合うとした回答者は43%に満たなかった。一方、10%の回答者が収支が合わないため、貯金や借金、住宅担保を当ててしのいでいるとした。また53%が、月々の請求書を支払った後に現金がまったく残っていないと回答。

低所得世帯が家計に関し最も心配しているのは、いざという時の貯蓄がないことや、生活費、日々のやりくりなど。一方、高所得世帯の場合、これまでの生活スタイルを老後に維持できるかなどだ。

また調査結果では、定年退職者や子供が成人した夫婦が、経済的に最もゆとりのある一方で、片親世帯が最も厳しい経済状況にいると感じていることも明らかとなった。

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