【パース3日AAP】 パースで3日朝、都心から北方面へ走るジューンダラップ線の高圧架空送電線が倒壊して列車にかかった事故の影響で、通勤ラッシュが大混乱に陥った。
聞き手が積極的に参加するトークバック・ラジオ番組に電話をかけた目撃者によると、列車がムチに叩かれているかのように送電線に接触され、窓ガラスが割れることを恐れていた乗客が頭を下げて避難していた。絡まれたままでおよそ1キロ走り続け、その分の送電線と沿線の電柱を引き抜いたという。
同線の全面復旧について、バスウェル州運輸相が、5日まで長引く可能性があると述べたが、野党の運輸広報担当は、一刻も早い復旧への全力投球を求めている。