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トヨタ、豪州で30万台をリコール

【アデレード10日AAP】   トヨタは、パワーウインドウのマスタースイッチに不具合が発生する可能性があるとし、その修理のためにオーストラリアで販売した車ほぼ30万台をリコールすると発表した。

リコールの対象となっているのは、2006年から2010年にかけて製造したカローラ、クルーガー、RAV4、ヤリス、オーリオン、カムリの6車種の一部。また、リコールが世界規模に及び、合計およそ740万台がその対象となっている。

トヨタによると、運転席側のアームレストに備えられたこのマスタースイッチは、グリース(潤滑剤)が適切に塗られていないため、滑らかに動かないことがある。最悪の場合について、市販の潤滑剤でその問題を処理しようとすると、マスタースイッチが過熱して溶ける恐れがあるという。

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