【シドニー12日AAP】 NSW州とACT首都特別地域が突然の寒波に見舞われるなか、その広範囲にわたって、雪が降っている。
気象局によると、低気圧がNSW州の上空を通過している影響で、雪、霜、あられを観測する地域が相次ぐ見込み。特に標高700メートル以上の地域で雪が降りやすいという。現在、雪を観測しているのは、シドニー圏のブルーマウンテン地区や南部高原地域。
また、キャンベラ地区では、一夜明けて12日午前に丘陵地域などで雪を観測。11日の最高気温が10月の平均値を11度下回った8度にとどまり、1967年以降で最も寒い10月の一日となった。