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4歳児、000に緊急通報し母助ける

【メルボルン12日AAP】   急病や事故など緊急時に通報する電話番号「000」に4歳の女児が電話し、倒れて意識を失っていた母の命を助けた。

今年6月、妊娠19週だったレイラ・パルマさんは、シャワー室から出た直後、意識を失いそうになった。なんとか服を着て、娘のタティアーナちゃんを呼んだが、床に転倒して意識を失った。意識が戻った時には、救急隊員らの助けで病院に搬送される最中だったという。病院についてから初めて、緊急通報をしたのは4歳のタティアーナちゃんだったことを知らされた。

タティアーナちゃんは通報時にオペレーターに対し、「血は出てないけど、息をしている」と伝えた。そこでオペレーターはタティアーナちゃんに対し、母親の背中の下に枕を置いて、救急隊員が駆け付けた際にドアを開けるよう指示。そのおかげで母親は早期分娩を免れ、現在は出産予定日を数日後に控えている。

VIC州緊急サービス通信局(ESTA)は、タティアーナちゃんを最若年通報者として表彰した。また他にも、22人を幼い通報者として称賛した。

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