【シドニー16日AAP】 シドニーのムーア市長は、長年務めた州議会議席を退いたことは自身を葬るような感じだったと述べると共に、後任候補である無所属のグリーンウィッチ氏を「素晴らしい人材」として有権者にアピールした。
ムーア氏は、先日行われた市議会選挙で当選を果たしたが、これまで認められていた州議会との2足のわらじがオファレル州首相によるいわゆる「反クローバー法」導入によりできなくなったことで、24年務めた州議会議員の退任を余儀なくされた。ムーア氏の後任を決める州議会議員補欠選挙は今月27日に行われる。
ムーア氏はグリーンウィッチ候補の選挙キャンペーン開始の会場で、同候補を後任とすることができとてもうれしく思うと述べた一方、自らの功績を振り返り、自分でよく頑張ったと思うと話した。グリーンウィッチ候補はムーア氏について、「チームプレイを教えてくれた良き先輩」と紹介した。