【シドニー17日AAP】 男性が単独で出航したヨットがシドニー沖で救出された。場所を特定するために周辺を飛行していた航空機のパイロットも協力した。
オーストラリア海上安全局(AMSA)によると、男性は16日正午ごろ、無事に救出。商業船が同日午後、男性のヨットの側につき、海上警察が到着するまで強風からヨットを守った。ヨットは2週間前にシドニー北部沿岸部のピットウォーターを出航し、NSW州南部沿岸のエデンに向かっていたが、先週からヨットがどんどん沖に流されたために16日午前8時過ぎ、緊急通信信号を発信した。
AMSAでは、GPSから発信される男性の居場所を特定するために、エア・カナダとエアー・ニュージーランド2機の操縦士らに協力を求め、空から男性の居場所を確認した。「それぞれのフライトの乗員、乗客の皆さんの協力にお礼を言いたい」とAMSA。