【ブリスベン23日AAP】 児童ポルノを所持していたとして有罪判決を受けた教師に対する裁判が23日、ブリスベン地方裁判所で開かれ、被告は1年6カ月の執行猶予の判決を受け、懲役刑を免れた。
警察は昨年10月、高校の教師であるキャメロン・スコット・ページ被告(43)の自宅を捜索し、児童ポルノ映像7つ及び画像1347枚が入ったコンピューターなどを押収した。逮捕時、同被告はボランティア団体の幹部や、誘拐・殺害されたダニエル・モーコブ君の両親が設立した財団の募金イベントのリーダーを務めていた。
ページ被告を診断した精神科医によると、逮捕時にはうつ病を患っていたが、児童を虐待する危険性はないという。また、現在停職処分となっているが、いずれ教員免許をはく奪される見込み。