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養豚場が排出権獲得の国内初事例となる

【キャンベラ25日AAP】   豚糞によるメタンガスを電力に変換する仕組みを設置したNSW州中部ヤング地区にある養豚場、ブランタイヤ・ファームズ(Blantyre Farms)は、連邦政府が開始した農畜産業対象の排出権獲得事業の下で、正式に認可された最初の事例となった。

豚2万2,000頭を飼育する同養豚場は、国内でこの大規模な電力変換仕組みを先駆けて設置。以前、その電力料金が毎月1万5,000ドルに上っていたが、同仕組みを導入して以来、必要以上の電力が賄えるようになり、現在では、余分の電力を電力会社に売り戻していることにより、毎月5,000ドルを稼いでいる。

オーストラリア全国の養豚場では、毎年380万トンのメタンガスが排出されているという。

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