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NSW州首相、インドに通商訪問

【シドニー27日AAP】   NSW州のオファレル州首相は、27日から1週間の予定でインドを訪問する。今回で2度目となるインド訪問では、同州の強みである教育、鉱物資源、IT、金融サービスを売り込むことが狙いだ。

1週間の滞在中、州首相はムンバイ、ハイデラバード、ニューデリーを訪問し、各市の政府高官やビジネス界のリーダーらと会談する。NSW州とインド間の10/11年度の通商規模は19.3億ドルにも上り、その5年前と比べて2倍近くにも拡大したという。これを受けて州首相は、「今後も多くの成長のチャンスがあると信じる」と述べた。

州首相は、インドが2020年までに世界5位の経済大国になるとみており、同国との「積極的関与が必要」だと述べた。また、「インドでは中流階級の拡大と地方の都市化が急速に進んでおり、特に教育、インフラ、金融の各分野において、製品・サービスの需要拡大を満たすチャンスがNSW州の企業や団体に生まれる」と意欲を見せた。

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