【メルボルン31日AAP】 フェアファックス・メディアが伝えたところによると、中東シリアの避難民キャンプでボランティア活動をしていたオーストラリア人男性が銃撃戦に巻き込まれ死亡した。
報道によると、死亡したのはメルボルン出身のロジャー・アバスさん(23)で、トルコとシリアの国境付近でボランティア活動をしていたところ銃撃戦に遭った模様。外務省では、この件に関してまだ確認できていないとしている。
ソーシャルメディア「フェースブック」では、アバスさんを追悼する投稿が多数寄せられている。アバスさんのいとこであるメヘディン・アバスさんは、「助けを必要とする人々を支援しながら亡くなった。ロジャーは家族・友人の英雄だ」と投稿した。
また、別の投稿ページで、メヘディンさんは、プロのキックボクサーだったロジャーさんがそのキャリアを捨てボランティア活動を始めたことについて、「お前は素晴らしい見本だ。アラーの神のためにキックボクシングやすべてのものを投げ捨てたのだ」とコメントした。