【ロングリーチ5日AAP】 イギリスのエリザベス女王在位60周年を祝う「ダイアモンド・ジュビリー」を記念して、同国のチャールズ皇太子夫妻がオーストラリアを含む南太平洋諸国周遊13日間の旅に出ている。5日、パプアニューギニアを後にした夫妻は、夕方、QLD州ロングリーチに到着した。
気温39度という暑さの中、ロングリーチの空港に夫妻が乗った特別機が到着。チャールズ皇太子は地元の歓迎式に向かう前にスーツを着替え、妻のカミラ夫人はパラソルをしっかりと握っていた。
現地では皇太子夫妻を歓迎するバーベキューが催されたが、この中で皇太子は、「バーベキューで調理されたソーセージが食べたくなるほどの時差ボケをしているが、それでもオーストラリアをまた訪れることができてとてもうれしい」と笑いながら述べ、地元の人々と和やかな時間を過ごした。また、オーストラリア訪問が初めてのカミラ夫人は、けがをしたカンガルーの子どもを抱くなどしながら地元の人々との交流を深めた。「すべてのものが初めてだわ」と緊張した笑顔で夫人は話した。
この後、皇太子夫妻は空軍機に搭乗し、6日のメルボルン杯会場に出席するためメルボルンに向かった。