【キャンベラ11日AAP】 11月11日は空前の犠牲者を出した第一次世界大戦の終戦記念日。毎年、この日は各地で式典が行われる。キャンベラで11日に行われた追悼記念式典には約4000人が参加。戦争記念館では、2011年10月以降に派遣先のアフガニスタンで活動中に犠牲となった兵士9名の名前が刻まれた銅板が加えられた。
記念式典にはこの9名の遺族も出席。国防省のハーレー司令官は、式典の中で犠牲兵士の名前を読み上げ、誇りを持って国を守ってくれたと述べ兵士らの勇士を称えた。同司令官は、追悼記念日は国民が戦争について考える機会を持つ日であり、地域レベルでは、友人らを支え合う絆を深める日であると述べた。
ブライス連邦総督やギラード連邦首相も式に出席。リースを館内にある記念碑に手向けた。11月11日午前11時、一分間の黙とうが各地で行われた。