【アデレード11日AAP】 SA州ポートリンカーン近くで規模が拡大しつつあるブッシュファイヤーは、100人以上の消防隊員による消火活動が展開されているがその勢いは衰えず、住宅などへの被害が懸念されている。
SA州地方消防サービス(CFS)によると、現在燃えているのはツルカ西部で、火の勢いは南方のフィッシャリーベイの方向に向かっている。同サービスでは、火の手が迫ってきた時には避難し、熱から身を守るよう周辺住民に呼びかけている。
CFSのワッツ・コーディネーターは、このブッシュファイヤーは、強い北からの風により火の勢いが強まり、消火活動の妨げになっていると話し、今後、西からの風が吹いて気温が下がることで大気の湿度が上昇するため、消火活動もはかどるのではと期待していると述べた。