【東京14日AAP】 17年前に日本国内で初めて発見されたオーストラリアの有毒セアカゴケグモは、少なくとも1匹が川崎市内で見つかり、生息域を東京都に拡大しつつあるものとみられている。
当局によると、同市在住の男性が12日、自宅庭のスプリンクラーの中に見つかった奇妙なクモと卵嚢3個を殺虫剤で退治したという。その後、市の職員は、クモがセアカゴケグモだったと確認したが、同種が日本の生態系に対する脅威となっている移入種だ環境省に指定されている。同省によると、セアカゴケグモが23都道府県で発見されており、その中で東京都に最も近いのは川崎市。